油症問題の同時代史的考察:予防原則と系譜描写の前景(7)
Date Issued
2011-08-01
Date
2011-08-01
Author(s)
Tokura Tsunenobu
Abstract
自称、被害者を「支持」する組織が、一方で消費者文教基金会(消基会)を油症事件によって促された組織だと認識しながら、他方で消基会が大きく加担している公共政策──『優生保健法』促進には不問だという態度は何を物語るのだろう。なぜ、台湾油症被害者支持協会(TYVSC)の成員は、この「公共政策」に平静でいられるのだろう。この問い掛けを通じて、わたしたちが「被害者支持」という語に見とれてならない理由が明らかとなる。
Subjects
油症受害者救済法草案
台湾油症被害者支持協会
優生保健法
堕胎
Publisher
月刊むすぶ
Type
journal article
File(s)![Thumbnail Image]()
Loading...
Name
musubu tokura 1108.pdf
Size
1.51 MB
Format
Adobe PDF
Checksum
(MD5):bd3645508e761a2586857b260c661488